2017年06月14日

漆の採取をはじめました。

先日、足を怪我して・・・。
そのまま、無理して作業をしていると、腰に激痛が!?
・・・そのまま、自力で立ち上がれなくなってしまいました。

病院に運んでもらい、検査すると・・・ヘルニア。
腰骨に神経ブロック注射をして、数日寝込んでいました。

動く事も出来ず、天井を眺めていると・・・。
「これから、どうやって生活すれば良いのかなぁ〜?」と、不安ばかりでした。
目線を窓に移すと、外では、ウルシの木が風に揺れて、花の香りがしていました。


その後、何とか歩けるようになりました!
さっそく、漆掻きへ。


工房をはじめた2005年から、植栽をはじめたウルシも、漆採取が可能な大きさになりました。
今年から、成長のはやいウルシから、漆採取をはじめました。

今年は・・・。

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作業場裏のウルシから、4本と・・・。

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裏山のウルシから、6本。

今年は、10本のウルシから、漆採取を行います。


今日は・・・。

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1辺目。
最初の傷をつけました。

これから、だいたい5日程度の間隔をあけて、次の傷をつけます。
1辺目と2辺目は、漆を採取しない予定です。
3辺目から、漆の採取は、本番を迎えます。

posted by しんたく at 12:58| 日記

2017年05月20日

木工轆轤の操作

左足のギブスが外れたので、木工轆轤を回してみましたが・・・。
やっぱり、まだ足が痛い。
短時間ずつ、少しずつ作業を行います。

木工轆轤の操作は・・・。

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足元の木を踏むと、動きます。
左を踏むと・・・右回転。
右を踏むと・・・左回転。
踏み込む深さで、回転速度とトルクが変化します。

つねに両足を使用し、べったり踏み込む事よりも、少し踏み込んだまま微調整しながらの作業です。
足の親指に力を入れたり抜いたり、以外に繊細な動作が必要です。
椅子にお尻だけ乗せて、両足を宙に浮かせたままの感じですので、長時間の作業は足が攣りそうになります。

posted by しんたく at 00:17| 日記

2017年05月17日

米糊を煮て・・・。

工房では・・・。

米粉に水を入れて、鍋で煮て・・・。

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米糊作り。


米糊に国産漆を混ぜて、椀木地の底の部分に麻布を貼ります。

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この、米糊に漆を混ぜた糊は、昔の接着剤です。
完全に乾くと、非常に強力な接着力を発揮します。

布貼り以外でも、割れた陶磁器を修理する金継ぎ等にも使用します。

posted by しんたく at 14:17| 日記

2017年05月15日

まだ、お休みです。

5月になり、楽しい連休!の予定でしたが・・・。
左足に白いギブスを履いて、自宅待機。

やっと、ギブス無しで歩けるようになったので、少しずつ漆塗り作業を再開しています。

新作のお椀も仕上がりましたので、奥安芸の漆館を開店と思っていましたが・・・。
入り口前で、家屋の解体工事がはじまってしまいました。
お客様の安全を考慮して、入り口前の解体工事が完了するまでは、奥安芸の漆館をお休みします。

posted by しんたく at 15:09| 日記

2017年04月22日

中ぐり

工房では、「中ぐり」の工程を進めています。

昨年、「木取り」「荒ぐり」を行い、自然乾燥させていた椀木地を轆轤小屋に運んで・・・。

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木工轆轤に叩き込んで・・・。

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お椀の形に近づけながら、表面を挽きます。

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外側を挽いて、内側も挽いて・・・「中ぐり」の1回目が完了。

「中ぐり」は、内側を挽く事ではなく、自然乾燥で歪んだ木地の表面を挽いて、木地の歪みを修正する工程です。
1回目の中ぐりでは、まだ、さまざまな形のお椀に挽ける大きさと形に余裕があります。
この後、数ヶ月の自然乾燥を行い、歪みを確認しながら、2回目の中ぐりを行います。
2回目で、完成するお椀の形に近づけます。


こんな感じで、原木から木地が仕上がるまでに、約2年以上かかります。
原木を持ち込んでの木工轆轤加工の依頼をされるお客様がいらっしゃいますが・・・お断りしています。
どうしても、作業を急がされてしまいますので・・・作者は自分の木地しか挽かなくなってしまいました。

posted by しんたく at 00:21| 日記