2019年06月19日

木工轆轤で内側を挽く。

工房周辺では、モリアオガエルが、あちこちに泡の卵を産卵しています。
そして・・・。
産卵後は、休憩中。

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さて、木工轆轤のお話です。
先日の「裏側を挽く」続きです。

お盆の裏側に「へこみ」を挽いています。
その「へこみ」と同じ大きさの「ハメ木」を木工轆轤に取り付けます。

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お盆を「ぐいっ!?」と、押し込むと・・・取り付け完了。

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あとは、「ツメ」を取り付ける為に挽いていた「へそ」を挽いて削って・・・仕上げです。

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これで、シンプルな「お盆」の完成です!
「ツメ」と「ハメ」を使用する事で、どんな作品も挽く事が出来ます。


お盆の裏の「へこみ」ですが・・・。
昔の職人さんは、「きれいに仕上げるのは当たり前」で、それを1日に「何個作れるか?」が、腕の見せ所でした。
「ツメ」を使用して、裏側だけを何個も続けて挽いて・・・。
「ハメ」を使用して、表を一気に続けて仕上げる・・・。
その為の「へこみ」でした。

しかし・・・。
機械で自動に同じ物が作れる今の時代では・・・。
ただの「装飾の飾り」になってしまいました・・・。
posted by しんたく at 15:34| 日記

2019年06月18日

木工轆轤で外側を挽く。

お盆を挽いたので・・・木工轆轤のお話です。

木工轆轤には、回転部分に「カップ」が付いているだけで、そのままでは木地が取り付け出来ません。
そこで・・・。

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釘などのツメを付けたハメ木を、カップに取り付けます。
そして、この「ツメ」に木地を叩き付けて、取り付けます。

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この「ツメ」を差し込むと、木地には穴があきます。
その為、ツメを付ける為の「へそ」を挽いておいたり、挽いて削る「内側の部分」に取り付けます。

「ツメ」に付けて・・・。

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お盆なら、「裏側」。
お椀なら、「外側」から、木地を挽き始めます。

posted by しんたく at 23:25| 日記

今年も・・・。

毎年、工房の近くの池に「モリアオガエル」が、卵を産みに現れます。
しかし・・・。
今年は、なかなか姿を見せませんでした。

今日は、あるかなぁ〜?と、見てみると・・・。

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今年も、泡がありました。
この「泡」を見ると、梅雨入りが発表されてなくても・・・。
「そろそろ、梅雨入りなんだなぁ〜」と、感じます。

以前は、ウルシの花の香りと、ミツバチの羽音で梅雨入りを感じていましたが・・・。
漆を採取して木を伐採したので、あの甘い香りで梅雨を感じる事がなくなってしまいました。


工房では・・・。

新作の「小汁椀」に、奥安芸漆を塗ったり・・・。

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「菓子鉢」に、浄法寺漆を塗ったり・・・。

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次は、「盆」を作ろうかなぁ〜?・・・と、

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木工轆轤で、「切立茶盆」を挽いてみています。
posted by しんたく at 15:33| 日記

2019年06月05日

新作を追加しました。

奥安芸の漆館に新作を追加しました。

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【奥安芸の親椀】 ¥6500(税込み)
 ・木地の種類 トチ(広島県産)
 ・漆の種類 奥安芸漆(広島県産)
 ・径116×高76


完売になっていた親椀が、新しく仕上がりました。
内側は、ベンガラ塗りの溜塗り。
外側は、木地の見える溜塗り。

次回の制作予定は・・・未定です。

posted by しんたく at 14:22| 日記

2019年05月31日

木地を挽いて・・・。

クリの菓子鉢(7寸)を数個挽いてみました。

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今回は・・・。
「マコモ」と「イボタロウ」を仕上げに使用して・・・。
味わい深い古色に仕上げてみようと思います。

posted by しんたく at 23:59| 日記