2018年11月07日

新作を追加しました。

休業中ではありますが・・・。
奥安芸の漆館に新作を追加しました。

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【奥安芸の親椀】
 ・木地の種類 トチ(広島県産)
 ・漆の種類 奥安芸漆(広島県産)
 ・大きさ 径116ミリ×高さ76ミリ
 ・価格 ¥6500(税込み)

戸河内地域で古くから作られていた「お椀」の形をうつして・・・。
2005年から育てていたウルシから、昨年採取した漆を使用しました。

工房を始めた当初・・・。
地元の「素材」と「技術」で、ここでしか手に入らない物を作りたい!!
そんな気持ちで取り組んで・・・10年以上かかってしまいました。
どこにでもありそうな「お椀」ですが、これが作者の考える答えです。


裏側は・・・。

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指のかかりやすい形になっています。
この形は、作者が考えたものではありません。
100年以上昔から、使われながら、作り、伝えられていた物です。
しかし・・・。
その伝統は、消えてしまっていました。

漆塗りの師匠は生前・・・。
「今の時代に必要ない」と、言われてました。
しかし、僕は・・・。
師匠の道具を使用して、「必要のない物」を、もう一度、世に出します。
posted by しんたく at 14:50| 日記

2018年11月02日

冬の準備をはじめています。

工房周辺は、朝は霜で白くなっています。

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まだまだ、早い気もしますが・・・冬に備えて準備をしています。
車のタイヤ交換をしたり・・・。
除雪機を整備したり・・・。

11月の中旬には、雪が舞っている年もありますから・・・。
posted by しんたく at 14:40| 日記

2018年10月30日

椀木地・・・終了。

工房周辺は、朝晩は寒くなりました。
山も、紅葉しています。

今年も、原木のトチの木を探していますが・・・。
まだ、入手出来ません。
昨年は、まったく原木のトチの木が入手出来ませんでした。

今年もトチの木が入手出来ないと・・・来年からの制作はストップしてしまいます。
まぁ〜、無い物はしょうがないので・・・諦めています。


工房の椀木地も・・・。

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これで、在庫が終了です。
倉庫内の荒ぐりを、すべて使い切ってしまいました。

椀木地に・・・。

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6年前に地元で採取した漆で木地固め。

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このお椀が仕上がると・・・お椀の制作は、一時休業です。


「国産漆が無くなる!?」との思いから、ウルシを育てて・・・漆が採取出来るようになりました。
しかし、無くなったのは・・・木地になる「トチの木」でした。

工房は、山に囲まれ・・・まわりは「木」ばかりです。
当然、「トチの木」もあります。
しかし・・・「トチの木」は、入手が非常に困難となりました。

「こんな感じで、伝統は消えていくんだなぁ〜。」と、日々感じています。
posted by しんたく at 15:10| 日記