2018年05月22日

水とぎ

先日、お椀の底に地粉を付けた椀木地は、地粉を砥粉にかえて、下地作業中です。
粗い地粉で大まかな形を整えて、きめの細かい砥粉で下地を整えています。

石ころみたいな砥粉を水で柔らかくして、末の漆を混ぜて・・・お椀の底に塗り込みます。
漆室で乾かして・・・。

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砥石で水とぎ。
漆塗りの作業工程のほとんどが、この「水とぎ」の作業になります。

砥石で水とぎをして、表面を整えて・・・また、下地。
下地が乾くと・・・また、水とぎ。

しばらく、下地と水とぎを繰り返します。


漆の乾燥を待つ間に・・・。
次の木地を木工ろくろで挽いています。

木地を挽いて、漆を塗る。
これだけでも、1人で制作出来る個数は限られてしまいます。
そこに、漆掻きまではじめてしまった為・・・。
さらに、制作できる個数が減ってしまいました。
posted by しんたく at 15:58| 日記

2018年05月18日

下地

先日、椀木地の底に麻布を貼りました。
その部分に、下地作業を進めています。

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地粉と、昨年の末に採取した漆を混ぜて、麻布に塗り込みます。

少しずつ、麻布が見えなくなります。
posted by しんたく at 12:59| 日記

2018年05月17日

完売のお知らせ。

前回、奥安芸の漆館に追加した新作の、「荒挽高台椀」は完売しました。

次回の新作の追加は・・・まだ、予定がありません!?
posted by しんたく at 14:44| 日記

2018年05月09日

布貼り。

米粉に水を加えて、グツグツ煮て・・・。

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米糊作り。


米糊に、昨年の9月頃に採取した漆を混ぜて・・・。

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「木地固め」をした椀木地の内側に、麻布を貼り付けます。
この麻布は、砥粉と漆を混ぜた物を塗り込んで見えなくなる部分です。
箸でつつかれて傷みやすい部分ですので、補強の為に「麻布」を貼っています。
完成すると・・・見えないので、分からないと思います。


この「布貼り」の作業工程では、漆掻きの末に採取した漆を使用しています。
「初」に比べて、「末」は乾燥がゆっくりで厚塗りが出来るので作業が楽です!
・・・と、言いたい所ですが・・・。
昨年採取した「末」の漆は、まだ泡を出しながら熟成中です。
乾燥が早く・・・暴れています!?
posted by しんたく at 13:49| 日記

2018年05月08日

新作を追加しました。

奥安芸の漆館に、新作を追加しました。

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【荒挽高台椀】
 ・木地の種類 サクラ(広島県産)
 ・漆の種類 浄法寺漆(岩手県産)
 ・径120×高80
 ・価格 ¥6500(税込み)

工房の近くで、伐採したサクラを、ザッと挽いて仕上げました。
定番の高台椀より、ちょっぴり大きくて厚めです。
見た目よりも、どっしりとした重さです。

このサクラ・・・非常に暴れん坊!?な性格です。
現品限りで、追加制作はありません。
posted by しんたく at 15:28| 日記