2017年04月22日

中ぐり

工房では、「中ぐり」の工程を進めています。

昨年、「木取り」「荒ぐり」を行い、自然乾燥させていた椀木地を轆轤小屋に運んで・・・。

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木工轆轤に叩き込んで・・・。

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お椀の形に近づけながら、表面を挽きます。

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外側を挽いて、内側も挽いて・・・「中ぐり」の1回目が完了。

「中ぐり」は、内側を挽く事ではなく、自然乾燥で歪んだ木地の表面を挽いて、木地の歪みを修正する工程です。
1回目の中ぐりでは、まだ、さまざまな形のお椀に挽ける大きさと形に余裕があります。
この後、数ヶ月の自然乾燥を行い、歪みを確認しながら、2回目の中ぐりを行います。
2回目で、完成するお椀の形に近づけます。


こんな感じで、原木から木地が仕上がるまでに、約2年以上かかります。
原木を持ち込んでの木工轆轤加工の依頼をされるお客様がいらっしゃいますが・・・お断りしています。
どうしても、作業を急がされてしまいますので・・・作者は自分の木地しか挽かなくなってしまいました。

posted by しんたく at 00:21| 日記

2017年04月14日

もう少し、お休みします。

工房周辺は、桜も咲いて暖かくなりました。
タラの芽も、芽吹き始めています。

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やっと、暖かくなりましたので、新作の椀木地に国産漆をたっぷり染み込ませて・・・。

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木地を丈夫にする「木地固め」の作業中です。


すっかり雪も消えて、そろそろ奥安芸の漆館を開店したい所ですが・・・。
今年の冬の間、思う様に作品の制作に取り掛かる事が出来ませんでした。
少し、生活のリズムが落ち着いてきましたので、これから制作に入ります。
完売になっている「親椀」「高台椀」などが仕上がってからの開店を考えています。
お待ち頂いてますお客様には申し訳ございませんが、しばらくお待ち下さい。

posted by しんたく at 14:53| 日記

2017年03月30日

ウルシ植栽地へ行きました。

工房周辺の雪も消えたので、ウルシ植栽地へ行ってみました。

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日影には、まだ雪が残っていました。
そして・・・。
地面には、いたるところに「大穴?」が・・・。
イノシシが、地面をほじくり返しているようです。

ウルシを植栽しても、最初の1〜2年は、動物に新芽が出る度に食べられていました。
そんなウルシも大きく成長し、動物の食害もなくなりました。
ここには、まだ、鹿が来ていませんから・・・。


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イノシシの穴に足を取られながら、雪で折れた枝や、巻きついたツタを伐って歩きました。
2005年から始めたウルシの植栽も、成長の早いウルシは漆の採取が可能な大きさになりました。
今年の6月から、漆採取(漆掻き)をはじめる予定です。

ここ10年・・・。
「実生」「分根」で、ウルシを育てる事に取り組んできました。
そして、これからは「養生掻き」による漆採取に取り組みます。
そして・・・。
育てたウルシを完全に根絶やしにして、ひこばえによる再生が出来なくする研究に入ります。


posted by しんたく at 22:39| 日記

2017年03月23日

春になりました。

今年の冬は、約1メートルの積雪でした。
少なめの雪でしたが、一晩でドカッと降る日があり・・・。
家の瓦や雨樋が破損しました。

そんな雪も、ほとんど消えて・・・。

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工房周辺も、春になりました。


冬の間は、漆の乾燥に必要な「温度」が維持出来ない為、上塗り前の状態で作業を止めていました。
雪も消えましたので、上塗り作業中です。

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奥安芸の漆館の2階で、漆を塗っています。
部屋の前は、「ガラス戸」になっており、漆塗り作業が見学できます。
奥安芸の漆館の営業時間内は、いつでも見学可能です。


今年の営業再開は・・・。
4月の中頃を予定しています。

posted by しんたく at 22:55| 日記

2016年12月17日

雪が降る時期は・・・。

雪が降る時期は、木工轆轤小屋で木地を挽いています。

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新作のお椀をサクラで試作中です。
posted by しんたく at 23:13| 日記